【ギャラリー黒天目流し釉掛け 角皿】
作品 NO3 (角皿) 銘 「滝つぼ」
角皿の上に、黒天目の釉薬をかけ、
さらに、石灰白萩の釉薬を、流し掛け.
まるで、滝つぼの中に、お落ちる水の流れと、跳ね返る水の飛沫
のような景色になりました。
益子の重要無形文化財保持者だった、巨匠、浜田庄司の使い込んだ「穴の開いた柄杓」による流し掛け。
迷いの一切ない、たった5秒ほどの釉薬掛け流しは、30年間の修行の結晶であり、わずか5秒の作品ではなく「30年と5秒の作品」と、語っていたのを思い出しました。